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日本語プロジェクトワーク

1.目標

 日本語能力試験N2-N1程度の日本語能力を有する学生を対象に、時事的・準学術的な抽象度の高いトピックを取り上げ、大学での研究に必要な口頭表現、文章表現の高度な能力を養う。

2.受講資格及び開講期間

 講義はすべて日本語で行っているため、日本語能力試験N2-N1程度の日本語力を備えていることが条件となる。開講期間は日本語コース(SJコース)と同様である。

3.開講クラス

日本語プロジェクトワークA (PW A)
実写映画やアニメ映画の吹き替え(dubbing)練習をしたのち、ラジオドラマを制作する。映画を題材にしてラジオドラマの脚本を書くことにより、作品としての構成や役割語などで人物像を作り上げていくことを学ぶ。また、音声で演じることにより、コミュニケーション場面での日本語の発音の差異に気づくとともに、場面によって適切な表現が使い分けられるようにする。

日本語プロジェクトワークB(PW B)
この授業ではインタビュー映像を作成する。インタビューを通して他者から必要な情報を得るためにどのように聞くのかを考える。実際にインタビューを行い、インタビュー映像としてまとめ、他者に伝えたい情報を映像に字幕やナレーションとして付与する。このような活動を通して見る側が理解しやすい情報や提示方法を考え,表現できるようになることを目指す。

日本語プロジェクトワークC(PW C)
3つのタイプのジン(小雑誌)を作成することによって、日本語運用の総合的な(文章表現と口頭表現、インプットとアウトプットの)能力を高める。とくに、さまざまなもの(人物や場所など)の魅力をことばとビジュアルでうまく伝えられるようにする。

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