上級日本語特別プログラム

1.目標

(1)上級レベルの日本語の習得(「話す・聞く・読む・書く」のすべてにわたって)
(2)日本文化・日本事情、日本語学に関する的確な理解

2.受講資格

大使館および大学推薦による国費留学生(日本語日本文化研修生)、あるいは短期交換留学受入れプログラムの留学生の中で特に認められた者であり、本国の大学で「日本語・日本語学・日本語教育・日本学(日本研究)」を主専攻とし、2年以上の日本語学習歴があり、日本語能力試験N2以上の日本語力を有する者。

3.年間計画

秋学期(後期)
10月初め〜12月末:授業
12月末〜1月初め :冬季休業
1月初め〜2月初め:授業
2月初め〜4月初め:春季休業
春学期(前期)
4月初め〜7月半ば:授業
7月初め:研究レポート提出
7月半ば〜9月初め:夏季休業
9月初め〜9月半ば:授業
9月半ば 修了式

4.時間割

(1)秋学期(後期)
 
1限 日本語 日本語 日本語 日本語 日本語
2限 教養科目 日本語 日本語 日本語 日本語
3限 入門講義     入門講義  
4限         入門講義

(2)春学期(前期)
 
1限 日本語 日本語 日本語 日本語 日本語
2限 日本語 日本語 日本語 日本語 日本語
3限 入門講義     入門講義  
4限         入門講義

注1: 入門講義は、「日本文化論」「日本語学・日本語教育学」「言語学」の3科目の中から、秋学期においては3科目すべてを、春学期においては2科目以上を選択する。

5.プログラム

(1)教科書による日本語学習

『名古屋大学日本語コース中級Ⅰ』、『名古屋大学日本語コース中級Ⅱ』、『名古屋大学日本語コース中級Ⅰ 聴解ワークシート』、『名古屋大学日本語コース中級Ⅱ 聴解ワークシート』(名古屋大学日本語教育研究グループ編著)を教科書として日本語学習を行う。補助教材として、「プリテスト」「復習クイズ」「文法補足説明」などを使用する。また、3課ごとにテスト(筆記テストおよび話すテスト)を行う。話すテストについては、各学習者に対してフィードバックも行う。

(2)入門講義

 日本に関する基礎知識を身に付けること、(将来の本格的な)研究のための基礎知識および基本的な研究方法を習得することをねらいとして、「日本文化論」「日本語学・日本語教育学」「日本文学」の3つの分野に関して、入門講義を行う(各学期14回)。

(3)特殊講義

 「漢字・漢語」などテーマの講義を行う。

(4)読解

 精読(雑誌記事・本の一部などの読解)、問題付き読解、新聞記事の読解、本の読解、特別読解(学習者が用意した教材の読解)などを行う。

(5)上級文法・語彙(兼N1試験対策)

 ①上級レベルの文法・語彙の重要項目を取り上げ、練習問題を通して理解を深め、知識の定着をはかる。
 ②中上級レベルの連語(コロケーション)を、練習問題を通して学び、身に付ける。

(6)スピーチ

 年間で1人、2回程度、自分の好きなテーマについてスピーチを行う(10〜20分)。

(7)総合演習

  日本に対する理解を深めることと上級レベルの総合的な日本語力を身に付けることをねらいとして、いくつかのトピックについて、いろいろな演習、活動(グループ単位のフィールドワークなど)を行う。 第1期:12月  第2期:5~7月

(8)漢字テスト

 各自、テキストを自習し、学習成果を確認するために、週1回程度、漢字テストを行う。

(9)漢字コンクール

  漢字の学習を活性化するために、漢字コンクールを行う。年4回実施。

(10)教養科目「留学生と日本-異文化を通しての日本理解-」

  この授業は、外国人留学生と日本人学生が討論や共同作業を通じて、日本社会や日本文化に対する理解と相互の理解を深めることを目的とする。名古屋大学およびこの地域で多様な文化を持つ人々が共に学び生きることの意味を考え直し、多文化共生のあり方を模索する。

(11)研究指導
 日本語学、日本語教育学、日本文化論のいずれかの分野を専攻し、(近い将来)名古屋大学大学院などの日本の大学院に進むことを強く希望する者に対して、面接のうえ必要と認められる場合には、個人指導を行う。

6.クラス定員

20名を原則とする。

7.担当教員連絡先

永澤 済
TEL: +81 052-789-4895(研究室)
E-mail: nagasawa(@カッコをとってください)iee.nagoya-u.ac.jp

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